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紙の本も持ってたんですけど、好きすぎて電子書籍版も買ってしまった本があるんです。
その名も「ヨコハマ買い出し紀行」。


Wikipediaによると、1994年から2006年まで連載されたマンガだったそうですね。

講談社のページはこちら。(1話のみ無料で読むことができます。)


まんが王国のページはこちら。(6月1日いっぱいまで1巻が無料で読むことができます。)


詳しくは作品を見ていただいたり、Wikipediaなどのあらすじを見ていただけるといいと思うんですが、
近未来の日本、「夕凪の時代」と後に呼ばれる時代、そこには「ロボットの人」が人間と平和に共存しているんですが、そこに流れてる空気、ってのがすごくいいんですよね。
そして、そこの「名言」から影響を受けたことも多々あるんです。

「今しか見らんない景色だよ」(小海石先輩のセリフ)

たとえば何か新しくビルが経ったとき、昔の建物なんだっけな、って時、ありませんか?
信号待ちでよく見ていたはずの景色でも「あれ??」って時があったりするんです。
だからこそ、ちょっとでも話題に行った場所には行っておきたいし、そこのこと、写真に残しておきたかったりするんですよね。
そんなこともあって(感染拡大防止の観点から)山口県内だけにはなりますが、とりあえず写真は撮ってたりしてるんですよ。

そうそう、この作品の中でいろんなモノが出てくるんです。
例えば千葉県船橋の人工スキー場ザウスだったり(2002年に営業終了されたそうですね。)今は無くなってしまったものもあったりするんですけど、その反面、「ロボットの人」が見ている「カメラ」、2021年現在、近いものを思い浮かべてみると「VR」にダイブした状況に近いのかも、なんて思っちゃったりもするんですよね。

あ、カメラと言えばこのカメラ「一粒で300枚撮れる」というどこかで聞いたことがあるような茶目っ気たっぷりのワードが並んでたりするんですが、
この感じ、ってAPSカメラ(?)のシステムに似てない? なんてふと思ったりしたんですよね。
多分今は名前さえも忘れ去られてるんじゃないか、って気もしますがAPS。

フィルムのように引っ張り出さなくても簡単にカメラにセットできる、ってな話だったような気がしますが、デジタル化が進んだからなんでしょうか、
こういった次代に流されてしまった面白い技術、って色々とある気がするんですよね。

……とまぁ、1994年、四半世紀以上前から見た未来を我々は生きてるんだなぁ、なんて考えるとちょっと感慨深いんですが、

この作品、OVAも出てたりしてるんです。
(動画サイトで検索するとゴニョゴニョ……)
で、主人公アルファさんの声を(当時の大人気声優)椎名へきるさんがあててらっしゃるんですが
実はワタシ、へきるさんきっかけでこの作品を知ったんです。
もともとへきるさんのラジオを聞いてて「面白いお姉さんだなぁ」なんて思ってたんですが、この方が声をあててる作品が気になって色々と見ている間に作品の方にハマってしまったパターンだったりします。

で、この作品、いろんな名言があったりするんですよね。


作品を読んだあとにこの言葉を聞くと思い出すこともいっぱいあるんですが、
ここはぜひマンガを読んでいただきたいですね。

台詞が少ないですし、コマとコマの間を想像しつつ読んでいくと、いろんな「音」や「景色」見えてくる気がしますよ。